子供が大学受験で失敗しないために親が出来ること

※本記事はYoutubeの台本をそのまま公開しております。ご了承ください。

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こんにちは。てんちゃんねるのてんどーです。この動画を撮影しているのは5月2日。

今回はですね、子供が大学受験で失敗しないよう、親が今からできることというテーマでお話ししていこうと思います。保護者向けの大学受験情報は今後も発信してまいりますので、興味がある方はぜひチャンネル登録をしていただければと思います。

【親物語 番外編】子供が大学受験で失敗しないために親が出来ること

それでは最初に結論からお話ししたいと思います。子供が大学受験で失敗しないよう、保護者の方が今からできることは、こちらの3つですね。

①受験費用をためておくこと

②子に社会性を身につけさせること

③親が大学受験の情報を集めること、この3つです。

3つともすごく基本的なことなんですけど、だからこそ非常に重要なことなんですね。それではひとつづつ解説していきたいと思います。

まずひとつめ、ひとつめは受験費用をためておくこと。これについてはですね、このチャンネルのいろいろな動画で何度も話してきた内容なので、今回は割愛させていただきます。最近でしたら、こちらの動画で受験費用については詳しく話しておりますのでご覧下さい。

【大学受験 親物語#2】受験生の親が直面する厳しい現実とは…|ワンランク下に落ち着く説…親はそれで納得できるか?・最低200万円?一般受験にかかる費用にドン引き…・一人暮らしについて

子供が大学受験で失敗しないよう親が今からできることのふたつめ、ふたつめはですね、子供に社会性を身につけさせることですね。

特に高校1年生・2年生のようにまだ子供の大学受験まで時間がある保護者の方に向けたお話になるんですけど、ちょっと待ってと、社会性って具体的にどういうことなんですかっていう話から始めるんですが、例えば自分のスケジュールを自分でしっかり把握している。病院や郵便局などにひとりで行くことができる。他にも家にかかってきた電話に出たり、おうちにお客さんが来た時にきちんと挨拶出来たりとそういうことですね。

つまりですね、その子が高校生の間にある程度しっかりした振る舞いができるようになるよう親御さんが子供をしつけすべきだと思うんですね。

なぜかと、今まで受験生を何百人も見てきてますけど、大学受験で成功するか失敗するかというのに、ちょっとざっくりした言い方になりますが、その子がしっかりしているかそうでないかということが非常に大きくかかわっていると感じているからなんです。

大きくかかわっているというより、大学受験で受かるかどうかを決定づける最大の要因と言っても過言ではないと思っています。学力があれば受かるっていうわけじゃないんです。学力があってもしっかりしていない子が、大学受験で失敗するのを何度も見てきました。

なぜしっかりしていない社会性のない子が大学受験で失敗しやすいのか、まずそもそもしっかりしていない子は自分の意志で大学受験をしているという意識が希薄なんですね。親がいうから受験すると。自分自身の意思で受験しようという感じではないんですよ。

ですから勉強もそれほど身にならないし、当然受験しても受からない可能性が高い。それと社会性がない子が受験で失敗しやすいもうひとつの原因は、大学の出願など大学受験の様々な事柄において対応できないという点があるかと思います。

大学出願は書類を書いて銀行にお金を振り込んで郵便局に出願書類をもっていってとやることが非常に多くかなり大変です。しかも大学の受験日程も把握してそれに合わせて勉強しなければいけないなど、たとえ親御さんのサポートがあったとしても、子供自身が必ず把握しておかなければいけないことも当然あります。

これらが特に社会性が不足している子供にとっては大きなストレスとなってしまい、受験で実力を出し切れないということもよくあるんですね。ですから子供に社会性を付けさせ、社会生活において出来ることを増やさせるというのは、本当に大切なことなんです。

それでは社会性を付けさせるために、親御さんはどのようにお子さんと接するべきか。まずは様々なことを一人で経験させるということですね。

例えば先ほども言いましたが付き添いが必要ない状態なら病院には一人で行かせたり、あとは賛否両論あるかもしれませんがアルバイトをさせたりとか、子供だけで新幹線などに乗る旅行をさせたりとかですね。失敗してもいいんですよ。

てんどーは小学6年生の時、はじめて一人で病院に行きました。診察券を出すところまでは一人で出来たんですけど、その日病院は非常に混んでいて、いつまでたっても呼ばれなかったので、よく分からないまま診察を受けずに帰ってきてしまいました。

母親には「診察受けてきた」と嘘をついたんですけど、結局病院から電話がかかってきて、診察を受けていないことがバレてしまい、母には盛大に笑われその後名前を呼ばれるまで待ってなくちゃだめなんだよと諭されました。

次からは何とか一人で病院に行けるようになったんですが、当たり前ですけどいつまでも母と一緒に病院に行ってたら、一人で行けるようにはなってなかったと思います。

このように一人というか親がいない状態で様々なことを経験させてあげることで子の成長を促すことができると思います。それに今まで多くの高校生と進路についていろいろと話してきましたが、親御さんがいないところで将来の目標のヒントを見つけたという子供は実は結構多いと思います。

3年生になって受験勉強にかかりきりになる前に、まずは親御さんがいない状態でいろいろな経験を積ませるようにして下さい。

それともうひとつ、子供を叱るときの話なんですけど、高校生ぐらいになると普段の生活態度よりむしろ勉強をしないことについて叱る保護者の方は多いと思うんですね。でもこれは逆ですね。

勉強しないことについて叱るのではなくて、生活態度について叱るようにして下さい。勉強しないことを子供に叱っても、まず効果はないです。

勉強が親御さんが子供に一番して欲しいことというのは分かるんですけど、まずはそこをぐっとこらえて、例えばお客さんに対してちゃんと挨拶できなかったり、学校から預かった親に出すべきプリントを出さなかったり、時間にルーズだったりと、まずはそういうことをしっかり叱るようにすべきです。

そういった社会生活において当たり前にすべきことをのレベルというのを上げていかないと、先ほども言ったようにいざ大学受験というときに、本当に苦労するんですね。子供が常識的な社会生活を営めるように親がしつけをすること、それがのちの大学受験に大きくかかわってくるとお考え下さい。

ふたつめがかなり長くなってしまったんですが、子供が大学受験で失敗しないよう親が今からできることのみっつめ、行きたいと思います。みっつめは親が大学受験の情報を集めることです。

親だけが集めようというわけではないですよ。子供と一緒に集めていきましょうという話です。昔だったら大学受験は子供に任せて親はノータッチでというご家庭がほとんどだったと思うんですが、今はかなり状況が違っています。

特に受験にかかる費用については昔よりかなり増えたので、その費用を把握するために親も受験情報を得た方がいいというのが理由のひとつめ、もう一つの理由は今の子供たちが横のつながりから受験情報を得られることが少なくなってしまっていることですね。

昔よりも友達同士で会話すること自体が減っているっていうことももちろんあるんですが、それに加えて今は大学受験が総合型、指定校推薦、公募推薦、一般選抜とかなり多様化されていますから、例えば自分の友達のほとんどが指定校で決まってしまって一般は自分ひとりなんてことはざらにあるんですね。

そうなってしまったら受験情報は自分ひとりで集めざるを得なくなり、大学受験における情報弱者になってしまう可能性もあります。ですから保護者の方が大学受験について情報を集めておくことで、お子さんの相談相手にもなれますし、またご家庭にとっても受験情報を集める窓口が増えるわけですから、それだけ情報弱者になる可能性が低くなるはずです。

このチャンネルでは大学受験生の保護者向けの動画をけっこう出しておりまして、保護者の方からコメントもたくさんいただくんですけど、よくいただくのが「もっと早くこのチャンネルを知っておけばよかった」というコメントなんですね。

もっと早くこのチャンネルというかこの情報を知っていれば子供の受験はまた違ったものになっていたかもしれないと、子供の受験が終わった保護者の皆さんの多くがそのような後悔の気持ちを持っているということなんです。

この動画を今ご覧になっている、今後、大学受験生の保護者になる予定の皆さんはそのような後悔をせずに済むよう、インターネットなりセミナーなりYoutubeなりを通じて、大学受験の情報を集めるように心がけて欲しいと思います。

今回の動画は以上になります。少しでも役に立ったという方はグッドボタンをそしてチャンネル登録をお願いします。それではまた別の動画でお会いしましょう。さようなら。

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