指定校申込み前の最終チェックポイント4選

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こんにちは。てんちゃんねるのてんどーです。この動画を撮影しているのは8月19日。

8月の終わりまたは9月の初めに指定校の申し込みを行う高校は多いと思います。皆さん、指定校でどこの大学を申し込むかで結構悩んでいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回はですね、指定校最終チェックということで、指定校を申し込む前に必ずチェックすべき4つのポイントについてお話していこうと思いますので、ぜひ参考にして下さい。

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【申込み直前!】指定校の申込み前に必ずチェックすべきポイント4選

それではさっそくいきましょう。指定校最終チェックポイントひとつめ、ひとつめは評定平均以外の条件は満たしているかという話です。

評定平均以外の出願条件を設定している大学というのは実はかなり多くて、例えば欠席日数が10日以内とか英検などの外部英語検定を取得している必要があるなどがあります。あと何気に多いのが教科ごとの評定平均ですね。全体の評定平均が4.0以上でさらに英語は4.3以上なければいけないというものです。

こういう出願条件って大学によってはかなり細かく設定されていて、そのために高校が作成する指定校の大学一覧にすべての出願条件を載せていない場合もあるんですよね。

出願条件が4.0と書かれていてその横に注意マークがついています。それは他にも条件があるよという意味で、他の出願条件に関しては自分で先生に聞きに行くか、または進路資料室などにおいている資料を自分で調べて下さいというルールになっている高校もあるようです。

前々から指定校で考えていた大学に申し込もうというのであれば、評定平均以外の出願条件についてはおそらく事前に調べていると思うんですけど、急に指定校を受けることにしたとか、やっぱりこの大学を辞めてこっちの大学の指定校にしようなどの、指定校についての急な変更があった場合、この評定平均以外の出願条件をけっこう見落としてしまっている場合っていうのが多いんです。

高校によっては指定校の申し込みをする前に高校の先生がチェックしてくれる場合もあるようですが、でもそれも申込の本当に直前のチェックなので、直前に「やっぱり申込できない」と言われてもちょっと困っちゃうと思うんですよね。

ですからやっぱりこの大学の指定校を出してみようと思い立ったら、もう速攻で評定平均以外の出願条件をチェックした方がいいと思いますよ。

続きまして指定校最終チェックポイントふたつめ、ふたつめはその大学で本当にいいのかというお話です。

指定校は校内選考でその大学の指定校が取れたら、絶対にその大学に進学しなければいけません。「やっぱり嫌です」というのは通用しないんですね。

これはたとえ保護者の方が高校に掛け合ったとしても同じで、いったん決まった指定校を取り消すというのは原則無理なんです。ですから指定校で申し込む大学というのは、細心の注意を払って決める必要があります。

高校ごとに指定校はルールが違って、1校しか指定校を申し込めない高校もあれば第2希望まで指定校を申し込める高校もあります。で、特に気を付けるのが、この第2希望まで申し込める場合なんですね。

第一希望の大学はしっかり調べて申し込んでいると思うんですが、第2希望の大学はけっこう適当に選んでしまっている子が本当に多いんです。それで第一希望が取れなくて、いざ第2希望の大学が指定校で取れた時に、えってなっちゃうんですね。えっやっぱり行きたくないかもって。

第一希望がダメで第2希望になることはけっして少ないわけではありません。ですから第2希望の大学に関しても第一希望の大学と同じようにしっかり調べる必要があります。場所的に通学は大丈夫そうか、学ぶ内容は自分が学びたいと思っているものか、進学して後悔しないか、ちゃんと考えた上で第2希望の大学を書くようにして下さい。

もし第一希望の大学以外に行きたい大学が指定校にないのであれば、無理して第2希望の大学を書く必要はありません。第一希望の大学だけでいいと思いますよ。

続きまして指定校最終チェックポイントみっつめ、みっつめは指定校を取れなかった時のことを考えているかという話です。

もし指定校が取れなかったら、次は総合型選抜を受験して、それもダメなら公募推薦を受験してと考えている受験生は多いと思うんですが、それならば今の時点で総合型や公募推薦の出願日程や試験内容もきちんと把握できていますか?っていうことなんですね。

例えば指定校の校内選考の結果発表が9月15日、そして総合型の出願締め切りが9月17日だとします。校内選考の発表が出てから総合型の出願の準備をしようとしても2日しか日がありませんから、たった2日で総合型の書類を作り上げるのは、かなり厳しいです。

ですからもし総合型の出願をするなら指定校の申し込みをする前の段階から、指定校が取れなかった時のことを考えて、総合型の出願つまり書類の準備を進めておく必要があるんですね。

それとですね、ちょっと話はそれるんですけど、もし指定校がダメだった場合総合型または公募で出願するつもりだったという子がいたら、まずは出願の日程を確認すること。

そして総合型の出願の締め切りが指定校の校内選考の発表後なら問題ないんですけど、もし出願締め切りが校内選考の発表前の場合は、大学と高校の両方に指定校と総合型を同時に出すことが出来るかどうかの確認を取るようにして下さい。

指定校と総合型の日程がかぶっているから片方しか出せないんだと思いこんでる方多いと思うんですけど、大学・高校によっては指定校と総合型の両方出せる場合もありますからね。

ただ必ず大学と高校両方に確認を取るようにして下さい。大学はOKでも高校的には認めないということもありえますから。

指定校チェックポイントよっつめ、最後ですね、よっつめは保護者の方ときちんと相談しましたかという話です。

子供が申し込んだ指定校の大学を親が知らなかったというケースは時々あるんですね。そして指定校は一度申し込んで校内選考を通過したら、もう取り消すことは出来ません。親が知らなかったから取り消してほしいというのは通用せず、もう後の祭りなんですね。

このようなことにならないためにも、受験生は保護者の方に自分が申し込む指定校の大学をきちんと伝えること、そして保護者は子供が申し込む指定校をしっかり把握すること。受験生も保護者の方もこの点はしっかり意識して欲しいと思います。

最後に指定校で大学に進学しようと考えている皆さんにひとつどうしてもお伝えしておきたいことがあります。それは大学側の人間が指定校で入学してくる人間をどのように考えているかということです。

てんどーは以前この疑問を大学の職員の方にそのままストレートに質問したことがあるんですね。そうすると返ってきた答えは「指定校で入学した方は、皆さん本当に優秀な生徒さんばかりですよ」というものでした。

確かに入学した時に持っている学力は一般選抜の子に比べて劣っているかもしれません。でも指定校で入学した子というのは学校で学んだことをコツコツと自分の知識として蓄えていくことが得意なので一般選抜の子にもすぐ追いつけますし、何より普段の勉強に向かう姿勢がやはり素晴らしいと話してくれました。

指定校で大学に進学することに否定的な意見を言う人って結構いると思うんですよね。ただそういう人のほとんどは大学側の人間や企業側の人間ではありません。あなたがここまで積み上げてきたものに対して実際の評価を下す人ではなくて、あなたとはまったく関係がない人のたんなる感想に過ぎないんですね。ですから指定校で大学に進学する人はどうどうと進学すればいいんです。

指定校を否定する人もいるかもしれませんが、指定校の学生を素晴らしいと言ってくれる人もたくさんいるんです。ですから指定校で大学に入学したら一般選抜の学生に対して変に引け目を感じずに高校の時と同じように4年間真摯にそして真剣に学業に取り組んで欲しいと思います。何より指定校で進学することが出来た人だからこそ、出来るはずだと思いますよ。

今回の動画は以上になります。少しでも役に立ったという方はグッドボタンをそしてチャンネル登録をお願いします。それではまた別の動画でお会いしましょう。さようなら。

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