こんにちは。てんちゃんねるのてんどーです。この動画を撮影しているのは8月9日。
今回はですね、視聴者の方からオープンキャンパスについてコメントを何件かいただいております。
その内容が「予約が取れなくてオープンキャンパスに行けない」または「コロナでオープンキャンパスに行けない」というものなんですね。
今年のオープンキャンパスは来校型の場合、地方の大学はちょっとわかりませんが、首都圏の大学に関してはどの大学もかなり予約が取りづらい状況になっています。
それにコロナのせいで行く予定だったオープンキャンパスに参加できないという人もかなり多いようです。うちの塾の生徒もオープンキャンパスの予約が取れなくて困っているという子はけっこういました。
そこで今回は今なぜオープンキャンパスがこんなにも予約が取りづらいのか、そしてオープンキャンパスに行けなかった場合、推薦や総合型の希望者は何をすべきかについてお話ししていこうと思います。
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それではさっそくいきましょう。まずは今年のオープンキャンパスがなぜこんなに予約が取りづらい状況になっているか、てんどーは4つの理由があると思っています。
まずひとつめの理由、各大学の来校型のオープンキャンパスに参加できる人数があまり多くないことですね。
大前提と言いますか、でもこれ仕方ないですよね。各大学が万全な感染対策をしてオープンキャンパスを実施する上で、適正な人数を考えていると思うんですよ。
むしろこの状況でオープンキャンパスを実施してくれることに感謝したいですよね。
ふたつめの理由。オープンキャンパスに参加する保護者の方が非常に増えたことですね。
これはある大学の職員の方に聞いたんですけど、特に今年は保護者の方の参加が非常に多いと。ご家庭によっては子供が部活動で来れないから保護者だけが参加するなんてこともあるようです。
保護者の方が子供の大学選びに積極的に参加するのが、今の時代の流れなのかなと思います。
次、みっつめの理由、みっつめはオープンキャンパスの参加が無料であることですね。
お金がかかるなら別ですが、無料ならとりあえず行っとく?それじゃ予約取る?ってなりますよね。
それに無料だとですね、こんな子いないとは信じたいですけど、もしかしたらとりあえず予約を取っちゃうと、行けるかどうか、行くかどうかわからないけどとりあえず予約だけ取っといて行くかどうかは前日または当日に決めるみたいな子も無料ならいるかもしれませんよね。
これがコンサートみたいな普通の有料イベントとの違いだと思います。お金払ったら基本的には行きますもんね。
最後、よっつめの理由、よっつめは夏休みだからですね。
オープンキャンパスの予約が取れないっていう声が聞こえてきたのは7月の半ばくらいからで、その前の6月はそのような話はほとんどなかったと思います。やはり夏休みを利用してオープンキャンパスに行こうっていう高校生は多いんですよ。
それに高校12年生に夏休みの間にオープンキャンパスに行ってレポートを書きなさい的な課題を出す高校もけっこうあるんですね。それでさらに夏は予約が取りづらい状況になっているのではないでしょうか。
ですから、これは来年の受験生、つまり今の高2に覚えておいて欲しいですけど、やはり来年も来校型のオープンキャンパスは予約制になっている可能性は高いと思いますので、夏になったら予約が非常に取りづらいかもしれません。
行けるのであれば3月の春休みの時、少なくとも6月のオープンキャンパスには参加した方が確実だと思いますよ。
これらの4つの理由で予約が取りづらい、あとはコロナに感染したり濃厚接触者になったりと、様々な理由で今は来校型のオープンキャンパスに参加するのがなかなか難しい状況になっております。
ただ一般選抜の子はオープンキャンパスに参加できるならした方がいいと思いますが、でも参加しなくても受験の合否にはあまり関係がないので無理に参加する必要はありません。
問題は推薦や総合型を希望している受験生たちですよね。
まず不安に思うのが、来校型のオープンキャンパスに参加していないことで、受験で落とされたり不利になったりすることはあるのかということですけど、これはですね安心して下さい。ありません。
大学側も今年のオープンキャンパスの状況は分かっています。来校型のオープンキャンパスに参加できていないからと言って、それで差をつけるなんてことは絶対にありえません。
ただですね、志望校の来校型のオープンキャンパスに参加できなかったときに、これだけはやっておいた方がいいよということが3つありますのでお話ししていこうと思います。
まずひとつめ、ひとつめはキャンパス見学に行くことですね。オープンキャンパスではなく普通の日に大学に行ってキャンパスを見学するということです。
昔は、大学は外部の人間であってもちょっとぐらいなら構内に入ることが可能だったと思うんですが、今は時代の流れ、そしてコロナのせいで外部の人間が構内に入ることは厳しいと思います。
でもですね、大学までの行き方や自宅からかかる時間を確かめるのは大切なことですし、キャンパス周辺の雰囲気を味わうことも出来ますので、オープンキャンパスに参加できなかったときでも、必ず一度は大学を見に行った方がいいですね。
ただし大学によっては、明治大学なんかがそうなんですけど、予約不要で大学に来ていいのはこの日だよみたいな日程がHPに掲載されています。キャンパス見学に行きたい大学があれば、まずはHPを確認するようにして下さい。
あとですね、構内の写真を撮るのはNGとなっている大学はけっこうあります。写真を取ってもいいけど学生を写すのはだめとか、大学によって取り決めは違うと思いますので、写真や動画に関しては注意した方がいいと思います。
続きまして来校型のオープンキャンパスに行けなかった人がすべきことふたつめ、ふたつめはオンラインのオープンキャンパスに参加することです。まぁでもこれはほとんどの方そうしていると思います。
総合型や推薦の入試のときの面接でオープンキャンパスについて聞かれることはよくあります。そこで来校型のオープンキャンパスに参加できなかったのは仕方がないにしても、オンラインの方にも参加していないとしたら、それはちょっとやる気ないというか、本当にうちの大学に入学する気あるのと受け取られてしまう可能性があります。
ですから「オンラインなら参加しなくてもいいや」と思わず、来校型に参加できなかった場合は必ずオンラインの方には参加してしっかりお話を聞くようにして下さい。
オンラインだとどうしても集中できない場合が多いと思うんですけど、でも「オンラインのオープンキャンパスではどのようなことが印象に残っていますか」という質問を面接でされる可能性もありますから、オンラインでも頑張って聞いてしっかりメモを取っておくように心がけて下さいね。
来校型のオープンキャンパスに行けなかった人がすべきことみっつめ、みっつめは9月10月のオープンキャンパスの予定を確認することです。
出願が早い大学、例えば総合型の出願が9月の上旬の大学ってあると思うんですが、そういう場合はちょっと厳しいんですけど、出願が10月ぐらいの大学なら9月10月のオープンキャンパスでもギリギリ間に合うかもしれません。
指定校は9月に申し込みだから10月のオープンキャンパスじゃ間に合わないよと、行っても意味ないと思う方もいると思うんですけど、そもそも推薦や総合型の希望者がオープンキャンパスに行く理由というのは、志望校を選定するためというのは3割ぐらいで、残りの7割は志望理由書などを書くための材料集めのためなんですね。
ですから出願をする前であればたとえギリギリであっても参加する意味は大いにあります。夏に来校型に参加できなかったけどオンラインに参加できたから別にいいやじゃなくて、ベストはやはり来校型のオープンキャンパスに参加することですから、諦めずに9月10月の予定を追って行って欲しいと思います。
今回は以上になります。少しでも役に立ったという方はグッドボタンをそしてチャンネル登録をお願いします。それではまた別の動画でお会いしましょう。さようなら。
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