推薦希望者必見!オープンキャンパス最高の利用法

※本記事はYoutubeの台本をそのまま公開しております。ご了承ください。

この記事は約5分で読めます。

6月に入り、最近はうちの塾でも週末にオープンキャンパスに出かける子が増えてきました。

大きい大学はWebでのオンライン説明会という形がまだ多いと思います。

それでも去年、2020年よりは実際に大学に行く形でのオープンキャンパスが増えてきています。

おそらく高校生の皆さんがオープンキャンパスに行く目的というのは、受験校選びだと思います。

大学の場所とか、雰囲気とか、そういったものを実際に現地で味わって、その大学を受験するかどうかを判断すると思うんですけど、一般受験の子はそれでいいと思います。

ただ推薦または総合型での進学を考えている子なら、それではまったく不十分です。

今回は推薦・総合型での進学希望の子がオープンキャンパスで必ずしなければいけないことは何かを解説していきます。

なお動画でも詳しく解説しておりますので、よろしければご覧下さい。

推薦・総合型での大学進学希望者がオープンキャンパスですべきこと/志望理由書や面接などの対策に必ず役立つ5つのチェックポイントとは/高校生専門の塾講師が丁寧に解説します/早稲田アルパスたいこうさん

推薦希望者がオープンキャンパスに参加する目的とは

いきなり結論からいきます。

推薦・総合型希望の子はオープンキャンパスで必ず、志望理由書や面接における回答の材料探しをしてきて下さい。

それをしなければ、オープンキャンパスに参加する意味はありません。

推薦や総合型選抜を受ける場合、出願時にはだいたい志望理由書を提出しますし、試験には面接が含まれる場合がほとんどです。

例えばその志望理由書や面接での回答の中身が、その大学のパンフレットに載っているようなことしかなかったとしたら、合否を判断する側の人達はどう考えると思いますか。

きっと「ありがちな志望理由だな」と思われて、アピールにならない可能性が高いんですね。

それではアピールするためには何が大切か。

それは『大学への愛』です。

大学への「愛」を語れ

総合型に限らず、推薦でも同様で、志望理由や面接で一番大切なもの、アピールするものというのは、その大学への「愛」なんですね。

大学への愛が志望理由書や面接の回答ににじみ出ていると、大学側への印象は非常によくなり、合格する可能性は高まります。

つまりオープンキャンパスで見てくるポイントというのは、その大学のあなたにとっての愛すべき魅力的な点を見つけてきて欲しいということなんです。

「愛」は具体的に語れ

さらに言うとですね、それは出来るだけ具体的であるほうがいいです。

例えば大学を志望した理由に「施設が良い」というものがあったとします。

でもやっぱり「施設が良い」だけではアピールできなくて、どの施設のどんな所が良かったか、入学したらどのように活用したいかまで具体的に言えるようにして欲しいんですね。

これはパンフレットやオンラインよりも、実際にオープンキャンパスに行かなくては考えるのが難しい所だと思います。

それでは次にオープンキャンパスで絶対にして欲しいことをひとつ、それと、オープンキャンパスで具体的に見てくるべき点を5つ、話していきたいと思います。

オープンキャンパスで必ずすべきこと

まずオープンキャンパスで絶対にして欲しいこと、それはできるだけ詳しくどんなことでもメモを取ってくることです。

生徒によってはオープンキャンパスに参加しても、まったくメモを取らずに帰ってきちゃう子がいるんですけど、それは本当にもったいない。

そのメモは、のちのち志望理由を書いたり、面接の回答を考えたりするのに、ものすごく役立ちます。

ですから、オープンキャンパスでは絶対にたくさんメモを取ること。これは必ず実行して欲しいと思います。

具体的に見てくるポイントは

次にオープンキャンパスで具体的に見てくるべきポイント、つまり絶対にメモしてきて欲しい所を5つあげていこうと思います。

①場所

まずひとつめが「場所」。

その大学までの行き方をしっかり覚えてきて下さい。

オープンキャンパスは友達と行くかもしれませんが、実際の試験の時は一人で行く可能性が高いと思います。

一人でも行けるように、忘れそうだったら電車や道順などをメモっておいた方がいいかもしれません。

それと面接の試験の時に受験生の自宅からその大学までの行き方を質問される場合もありますからね。

②施設

ふたつめが「施設」。

これは先ほども言いましたが、どの施設のどんなところが良かったか、入学したらどのように活用したいかまで言えるようにすべきです。

現地でしっかり見てきて下さい。

③他の大学との違い

みっつめが「他の大学との違い」。

これは学ぶ内容だったり施設だったりいろいろあると思います。

ただ職員の方の説明の中に、「ここは他の大学とは違う所です」と話すところが絶対にあります。

そこは逃さず聞いて、必ずメモを取って欲しいと思います。

それと、1校のオープンキャンパスしか参加しないと、他の大学との違いというのを実際に自分で感じることが出来ません。

オープンキャンパスは最低でも2校は参加した方がいいと思います。

④その大学はどんな学生を望んでいるか

よっつめ「その大学はどんな学生を望んでいるか」。

これはパンフレットに書いていますが、オープンキャンパスではより具体的に話してくれると思います。

ここもしっかりメモしておけば、のちのち必ず役に立ちます。

⑤オープンキャンパスの感想

いつつめは、オープンキャンパスの感想ですね。

これは面接のときに聞かれる可能性が高いと思います。

大学全体の雰囲気や、環境など感じたことはすべてメモしておくと、感想を考えやすいと思います。

大学構内の写真とか取るのもいいかもしれませんね。

高校3年生の皆さんは、オープンキャンパスからもう受験の戦いは始まっていると考えて下さい。

オープンキャンパスではその大学の愛すべき点をたくさん見つけて、他の受験生と差をつけましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました