指定校推薦をバカにしてはいけない3つの理由

※本記事はYoutubeの台本をそのまま公開しております。ご了承ください。

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こんにちは。てんちゃんねるのてんどーです。この動画を撮影しているのは8月20日。

まず結論から言います。指定校はぜんぜんズルくないです。指定校で大学に進学するのは本当に大変で難しいと思います。一般選抜受験者に劣っていることはまったくございませんので安心して下さい。

いきなりなんなんっていう話なんですが、やっぱり世間的には指定校で進学した人って一般の人に比べてズルいとか楽しやがってとか受験勉強してないからあまり頭良くないんでしょとか言われがちですよね。

今回の動画はそのような意見を100%否定してやろうと思いまして、一般選抜の人が指定校の人を馬鹿にしてはいけない理由というのを3つお話していこうと思います。一般の人も指定校の人もぜひ最後まで動画を見ていただき、コメント欄に皆さんのご意見をいただけると嬉しいです。

ただし今回のお話は少し乱暴な意見にも聞こえるかもしれませんので、その点はご了承いただければと思います。

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【閲覧注意】指定校推薦をバカにしてはいけない3つの理由

それではさっそくいきましょう。一般選抜の人が指定校の人をけっして馬鹿にしてはいけない理由ひとつめ、ひとつめは指定校の方が高倍率の受験だからです。

何言ってんだと、一般選抜の方が大学に入りづらいに決まっているだろうと。そもそも指定校は校内選考に通ったらもうほぼほぼ合格するんだから、倍率は一倍じゃないかと思われる方たくさんいらっしゃると思います。

確かに校内選考に通ればもうほぼ合格なんですけど、問題はその校内選考なんですね。いやいや校内選考は高校内での争いなんだから一般よりも楽でしょと思う方もいますよね、でもそんなことありません。ぜんぜん楽じゃないんです。

いいですか、よく考えて下さい。学部や学科はちょっと置いといて、例えばその高校の一番いい指定校が明治大学だとします。だとすればその明治の指定校を取るためにはおそらく高校でトップの成績じゃないと厳しいですよね。

高校の1学年の人数が250人だとしたら250人中1位とか2位とか、それでやっとその明治の指定校を取ることが出来ます。めちゃくちゃ単純計算ですが倍率250倍です。

一般選抜の場合、高倍率と言えるのは5~10倍ぐらいだと思います。250倍と5~10倍、どちらの方が入りづらいかは明らかだと思うんですよね。

それはその高校で一番いい指定校だからだろ、それは確かに一番いい指定校を取るのは難しいけど、それじゃ他の一番いいやつ以外の指定校についてはどうなんだと、そこまで高倍率じゃないだろと思う方もいるんでしょうけど、でもやっぱりその高校の中である程度上のランクの大学の指定校を取るのはかなり倍率高いと思うんですよ。

Youtubeでそこら辺を歩いている人の学歴を聞いていろいろコメントとか対決をするみたいなチャンネルがあるじゃないですか。最近は動画を更新していないみたいですけどね。

その動画で学歴を聞いて「明治大学」とか答えたら、あぁまぁまぁすごいなみたいな感じのリアクションなんですけど、「でも指定校です」というと「指定校かよ、指定校が偉そうにすんなや」みたいな毒を吐くんですよね。

いやまぁそういうチャンネルだから別にいいんですけど、でもですね、いやいや明治の指定校を取るって高校時代の成績はきっとすごかったんじゃないのと、高校の中での大激戦を制して明治に進学できたわけなんだから、もっと偉そうにしても全然いいんだよと思いながらその動画をいつも見ていました。同じ気持ちの方いませんかね?

一般選抜の人が指定校の人をけっして馬鹿にしてはいけない理由ふたつめ、ふたつめは一般の人は結局今自分が通っている大学に指定校で入れなかった可能性が高いからですね。

例えば早稲田大学に一般で合格して通っている人って、指定校で早稲田大学に進学することは出来たのかと言われればおそらく出来なかったんだと思います。

そういう人がですね、指定校の人に対して「お前どうせ一般じゃ早稲田受からないだろ」なんて言っちゃいけないんですよ。逆に「それじゃあなたは指定校で早稲田に合格することはできたの?」と返されちゃいますからね。そもそも一般と指定校とあと公募推薦と総合型も、同じ土俵に乗せて比べるものではないんですね。それぞれの受験方式で大学に評価されるものが違うんですから。

一般選抜はペーパーテストをはじめとした学力のみが評価され、指定校や公募推薦は高校時代の成績に加えて面接・小論文などの試験にあり、高校時代の実績を含めた総合的な評価がされます。総合型選抜は将来の具体的な展望などが評価されます。

大学で勉強するための最低限の学力というのは必要ですけど、でも大学側としてはけっしてそれだけを重視しているわけではなくて、個性的な様々な学生さんに入学して欲しいと思っているんですよ。ちょっと話はそれてしまいましたが、要は指定校を馬鹿にする人は人を判断する価値観がむちゃくちゃ狭いのかなと思います。もっとその人のいろいろな所を見るべきですよね。

一般選抜の人が指定校の人をけっして馬鹿にしてはいけない理由みっつめ、さいごですね、みっつめはちょっと今までと系統が違うんですが、大学のテストの時に困ったことになる可能性が高いからですね。

大学のテストは高校よりもかなりシビアで合格点を取らないと単位がもらえません。そして進級するのに必要な単位数に達していないと留年してしまいます。

高校のように学校の担任の先生とかが助けてくれるみたいなことも大学はあまりなくて、他人が助けてくれるとしたら大学の友達の存在がやはり大きいんですね。友達にノートを借りたり分からない所を教えてもらったりすることがけっこう多くなると思います。

そしてこのとき一般の子は初めて気づくんですよ、うわ指定校の子って超真面目じゃね?って。

例外もありますよ、例外もありますけど、でもやっぱり指定校の子って一般の子と比べて、きちんとノートをとったり普段の大学の授業をすごく大切にしている子が多く、大学のテストでもきっちり点を取ってくる傾向が高いそうなんですね。これはてんどーの印象じゃなくて実際の大学の方に聞いた話ですからね。

そんなテスト前にすごい頼れる存在の指定校の子に対して、普段から「いやお前指定校じゃん」的な馬鹿にした態度をとってしまっていたら、指定校の子としては普段はバカにしているのにテスト前だけ頼られてもっていう気持ちになっちゃいますよね。

まぁそもそもテストうんぬんという話ではなく、普段から指定校はダメでしょ的なスタンスで周りと接していたら他の学生とはあまりいい関係を築けません。同じ価値観を持つ人たちだけで集まっちゃうかもしれませんが、そういう偏った価値観の人ばかりの集団にいるのもやっぱり良くありませんからね。

自分とは違う個性を持つ人たちを尊重する姿勢というのは大事にした方が、困ったときに助けてくれる人も増えると思いますよ。

ということで、一般の人が指定校の人を馬鹿にしてはいけない理由はコチラの3つになります。

このテーマってかなり賛否両論あると思うんですね。いやそれでも指定校はダメだとか、指定校どころか公募も総合型もダメ、受験は一般選抜だけにしろとかそういう極端な意見もあると思います。

ただですね、現実を見ると、今多くの私立大学では推薦や総合型もしくは内部進学の定員を増やしていて、おそらくこの数字は今後もどんどん増えていくと予想されます。

こういう年内入試重視の流れの中で、今大学や企業が求めている人材はどのような人材なのか、学力に偏重しすぎる考え方はだめだとは思いますがでもそれじゃ最低限の学力ってどういうことなのかとか、なんか台本作りながら考えこんでしまいました。皆さんはどうお考えでしょうか。ご意見募集しておりますのでコメント欄までどんどんお寄せください。

今回の動画は以上になります。少しでも役に立ったという方はグッドボタンをそしてチャンネル登録をお願いします。それではまた別の動画でお会いしましょう。さようなら。

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