推薦希望者が夏休み中にしないとヤバいこと

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こんにちは。てんちゃんねるのてんどーです。この動画を撮影しているのは7月24日。

もうほとんどの高校が夏休みに入っているころだと思います。

以前、別の動画で、指定校推薦での進学を希望している子が、注意すべきことについてお話したんですけど、今回の動画はですね、指定校でも公募でも、とにかく推薦での進学を希望している受験生の皆さんが、この夏休みの間に、絶対にやらなくてはいけないことを4つまとめましたので、お話していこうと思います。

総合型での受験を希望している子にも当てはまることがたくさんありますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

推薦とか総合型で進学する子は楽してるっていうイメージをきっと皆さん持っていると思うんですけど、とんでもないです。楽になるのは指定校なら校内選考が終わったら、公募や総合型なら合格が決定したらで、そのときまでは、特に夏の間は一般受験者よりもやることがたくさんあるんですね。

逆に推薦希望者はこの夏にやるべきことをしていないと、いざ、推薦入試を受けるよっていうときに激しく後悔する可能性が高くなります。ですから今日お話しする4つのことだけは必ず夏の間にしておいて、今後の推薦入試に備えて欲しいと思います。

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【大学推薦合格】推薦希望者がこの夏にしなければヤバいこと4選|指定校推薦・公募推薦・総合型選抜での進学を希望する受験生は必見

それではさっそくいきましょう。推薦希望者が夏の間に絶対にしなければいけないことのひとつめ、ひとつめは受験勉強です。はい、勉強です。推薦希望でもこの夏は一般組と同じぐらいのテンションで受験勉強に取り組まなければいけません。

推薦で行くつもりなのに、なぜ受験勉強しなければいけないのか。他の動画でも何度も説明しましたがもう一度あらためて言わせていただきます。いいですか。

推薦が取れなかったらどうするの?

これにつきますね。指定校を申し込みました。校内選考で落ちました。次に総合型を受けました。落ちました。次に公募推薦を受けました。落ちました。そうするともう一般選抜しかありません。こんなに落ち続けることなんてあり得るんですかっていう話なんですけど、普通にあり得ますよ。

ここまで落ち続けてしまい、さらに一般の勉強をしていなかったら、もう公募に落ちた時点でアウトですね。救いようがないです。

それじゃ公募で落ちたらそこから勉強始めるよって考える人もいるかもしれませんが、そんなので受験に間に合うはずがないんですね。一般選抜の勉強は最低でも夏から始めないと十分な学力は身につきません。

ですから推薦希望者も進学が決まるまではしっかり受験勉強しましょうという話なんですね。

それと推薦希望者が受験勉強をする理由がもう一つあって、それが推薦入試でも必ず学力検査が課されるからなんです。

推薦入試で最近多い受験パターンが面接とあと口頭試問が課されるパターンです。口頭試問の勉強を全然せずに入試に臨んで、全く答えられずに総合型や公募推薦で不合格になったというコメントを去年はたくさんいただきました。

指定校の場合は口頭試問で答えられなくてもほとんどの場合は合格しますが、大学によっては再試験を行う高校もあると聞いています。そもそも必要最低限の学力がなければ大学に入っても勉強についていけませんからね。

推薦が取れなかった場合の保険として、推薦入試で課される学力試験に向けて、そして大学入学後に勉強についていくためにも、推薦希望者のこの夏の勉強はマストだとお考え下さい。

推薦希望者が夏の間に絶対しなければいけないことふたつめ、ふたつめは志望理由書や面接のときに聞かれることの材料集めです。

以前、オープンキャンパスに行くときは、必ず志望理由の材料を探してメモしてきた方がいいですよっていう話をしたんですね。ただこの材料集めに関しては、オープンキャンパスに限った話ではないんですね。

もう少し詳しく話すと、まず推薦や総合型で受験する子は、必ず志望理由というものを大学側に聞かれます。書類で提出したり、面接のときに聞かれたり、だいたいこのどちらかです。

この志望理由には、実は2種類あるって知っていますか?ひとつは大学の志望理由、なぜその大学に入学したいのかっていうことですね。そしてもうひとつは学部学科の志望理由です。なぜその学部学科を選んだのか、職業に直結している学部学科、例えば看護学科とかなら、なぜ将来その職業に就きたいのか、ということですね。

大学の志望理由と学部学科の志望理由、このふたつを合わせたものを志望理由と言うんですね。そして志望理由の材料探しというのは、当然この大学の志望理由と学部学科の志望理由の両方の材料を探しましょうということなんです。

大学の志望理由の方は、実はそんなに難しくありません。オープンキャンパスに行ったりパンフレットを読んだりネットでいろいろと情報を集めることが出来るので、結構簡単に材料は見つけることができるんです。

ただ何気に難しいのは学部学科の志望理由の方なんです。なぜ経済学部なのか、なぜ情報学部なのか、またはなぜ将来看護師になりたいのか、これはネットでの情報収集ではなく、あくまで自分の内面の話になりますので、かなり細かく自己を分析する必要があるんです。

ざっくり言うと、その志望を考え始めた最初のきっかけは何か、将来の目標は何か、などですね。このようなことを考えるためには、その志望している学部学科で学ぶ学問についての知識・情報がある程度なければ考えることができないと思います。

つまり学部学科の志望理由のための材料探しというのは、その学部学科で学ぶことについての知識・情報を出来る限り集めておくことを言っているんですね。

たまにいるんですよ、自分が受験する学部について、何も知らない子が。そういう子は面接で非常に苦労するというか、総合型や公募推薦なら普通に不合格になりますし。指定校なら再面接になる可能性さえあります。

大学の志望理由、それと学部学科の志望理由、このふたつの志望理由の材料探しは夏休みの間に必ずしておきましょう。

推薦希望者が夏休みの間にしなければならないことのみっつめ、みっつめは自分の行きたい学部学科に関する本を最低でも一冊は読むことです。

これには理由がふたつあって、まずひとつめが推薦や総合型の試験の面接のときに、最近読んだ本というのを聞かれることがあるからです。「読んでません。」なんて答えたら、確実にマイナス評価ですからね。

そしてふたつめの理由が自分の学部学科に関連した本を読むことで、志望する進路への理解を深めることが出来るからなんですね。先ほども言いましたが、志望理由を考える上で、そして小論文などを書く上で、学部学科への知識・情報は必要不可欠で、その情報収集の一環としての読書ということなんですね。

ただ夏休みが終わった後に読み始めても間に合うんじゃないのって思う子もいると思うんですけど、てんどーは夏休み中に読んでおくことをおすすめします。

なぜか、夏休みが終わったらほとんどの学校で結構すぐ指定校の申し込みがあると思うんですが、本を読んでいろいろなことを知っていって、そこで万が一あれやりたいことと違うなってなったときに指定校申し込み後だともう引き返せないんですね。

基本的に申し込んだ指定校を変更することはできないんです。ですから学部学科の知識情報を得るなら必ず指定校を申し込む前、つまり夏休みに読んでおくべきなんですね。

あとですね、読書に慣れていない子はやっぱり早めに読み始めるべきです。読書に慣れている子は読む本もぱっと決められるし、きっと23日あれば一冊なんて楽勝で読めちゃうと思います。

でも、読書に慣れていない子はまず読む本を決めるのにも時間がかかるし、読むのにも当然時間がかかります。であれば、早めに準備しておいて損はありません。

それにできれば一冊だけではなく二冊三冊と読んで欲しいので、やっぱり夏休みを有効活用すべきだと思います。

推薦希望者が夏休みの間にしなければならないことのよっつめ、よっつめは小論文の練習です。

特に小論文を確実に入試で使う場合は、夏休みの間に必ず小論文を自分で書いて誰かに添削してもらった方がいいです。

小論文を書いたことがない子が初めて小論文を書くのはすごく時間がかかるんですね。ですから時間が比較的多くとれる夏休みの間に小論文を書くことに慣れておいた方がいいと思います。

でも推薦を受けるけど、小論文を使う可能性があまり高くないという場合に関しては、この夏に必ずしも小論文を練習する必要はありません。受験勉強を優先するようにして下さい。

今回は推薦希望者が夏休みにしなければいけないこととして、この4つについてお話してきました。

最初にお話ししたように、一般の子に比べてやるべきことは推薦の子の方が圧倒的に多いことがお判りだと思います。この中で推薦組が一番手を抜きがちなのが、やっぱり受験勉強なんですけど、逆に一番手を抜いてはいけないのも、受験勉強なんですよ。

たとえ指定校推薦で決まったとしても、この夏に本気で勉強していないと、推薦入試の学力検査や大学入学後の授業で絶対に困ります。

「推薦で受かったら、夏に勉強しても無駄だしな」と考えては絶対にいけません。「もし推薦で受からなくても大丈夫なように夏はきちんと勉強しよう」というマインドを持つことがとても大切なんだと思います。

今回の動画は以上になります。少しでも役に立ったという方はグッドボタンを、そしてチャンネル登録をお願いします。それではまた別の動画でお会いしましょう。さようなら。

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