推薦・総合型選抜志望者がオープンキャンパスで必ずすべきこと

※本記事はYoutubeの台本をそのまま公開しております。ご了承ください。

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こんにちは。てんちゃんねるのてんどーです。この動画を撮影しているのは5月15日。

今回はですね、推薦や総合型での受験を考えている受験生の皆さんがオープンキャンパスにいくときに必ずしなければならないことについてお話していこうと思います。

受験生の皆さん、お願いですからこの動画でてんどーが話していることだけは最低でもして来て下さい。やるとやらないとで全然違いますから。

もし保護者の方がご覧になっている場合は、お子さんがオープンキャンパスに行く前にこの動画を見ておくように言っていただければと思います。

このチャンネルでは今後も大学受験情報を発信してまいりますので、興味がある方はチャンネル登録をしてお待ちいただければと思います。

推薦・総合型希望者がオープンキャンパスで絶対にすべきこと|志望理由書や面接などの対策に必ず役立つポイントとは|高校生専門の塾講師が丁寧に解説します

まず皆さんは何のためにオープンキャンパスに参加するのでしょうか。多くの方は受験校選びの参考として参加するのだと思います。

自宅から大学までの道のりだったり、その大学の雰囲気を実際に現地で味わったりして、その大学を受験するかどうかというのを判断すると思うんですけど、一般選抜での受験を考えている子はそれでいいと思います。

ただ推薦や総合型での受験を考えている子はそれでは全く不十分です。

いいですか、結論から言いますよ。推薦や総合型で受験を考えている子がオープンキャンパスに参加する場合、必ず志望理由書や面接における回答のための材料探しをして来て下さい。それをしなければオープンキャンパスに参加する意味はありません。

推薦や総合型で受験する場合、出願時には必ず志望理由書を提出しますし、入学試験には面接が含まれる場合がほとんどなんですね。

例えばあなたの志望理由書や面接での回答の中身が、その大学のパンフレットに載っていることばかりだったとしたら、合否を判断する側の人はどのように感じると思いますか?きっと「ありがちな志望理由だな」とか「パンフレットを一生懸命見て書いたんだろうな」と思われてしまい、志望理由や面接がまったくアピールにならない可能性が高いんですね。

それでは志望理由や面接ではどのようなことをアピールすべきなのか?

面接のときに「自己アピールして下さい」って面接官から言われることがあるんですね。ほとんどの子は自己アピールを自分の素晴らしい所つまり長所を言うことなんだろうなと思ってるんですけど、まぁあながち間違いではないんですが、でも大学入試の面接における自己アピールと言うのはその大学への熱い思いを伝えることが一番大切なんですよ。

「自分はこれこれこういう素晴らしい人間です。だから入学させてください」というアピールと「こちらの大学のこういう点やこういう点に非常に感激して、私がこれこれを学ぶとしたらこちらの大学しかないと思っています。だから入学させてください」とでは、どちらが印象が上かと言われれば圧倒的に後者なんですね。

ですから先ほどオープンキャンパスでは志望理由書や面接の材料を探してきて下さいと言いましたが、要はその大学の自分にとってとても魅力的な所をたくさん探してきて下さいということなんです。

さらに言うとですね、それは出来るだけ具体的で、しかもパンフレットに載っていないことならなおいいです。

例えば大学を志望した理由に「施設が良い」というのを入れるとします。でもやっぱり「施設が良い」だけではまったくアピールにはならずその施設のどんなところがいいか、その施設でどのようなことを学び将来にどうつなげたいのかまで具体的に話せた方がその大学に絶対入って学びたいですという熱い思いが相手に伝わると思うんですよ。

このような具体性のある解答と言うのはパンフレットやオンラインではなく実際にオープンキャンパスなどで現地に行って見学しないと考えるのは難しいと思います。

前置きがかなり長くなってしまったんですけど、それではオープンキャンパスに行って必ずして来て欲しいことについてお話していきたいと思います。

まずひとつめ、ひとつめは必ずしてきて欲しいことというよりも、しないで欲しいことなんですけど、友達と一緒にオープンキャンパスに行くのは出来る限り避けるようにして下さい。

やっぱりぼっちでオープンキャンパスに行くのは寂しいし心細いから友達を誘ってオープンキャンパスに行こうと考える受験生は多いと思うんですね。

でもですね、よく考えて下さい。もし自分が指定校で行こうと思っている大学に友達とオープンキャンパスに行って、友達がその大学を気に入ってしまったら、しかも自分よりも評定平均が高かったら、最悪じゃないですか?もうはっきり言って自殺行為に近いと思うんですよね。

ですから自分と全く違う系統に進む予定の友達とかなら大丈夫なんですけど、自分と同じような系統でしかもまだ進路があいまいそうな子だったら誘うのはやめた方が無難です。

次にふたつめ、このふたつめが一番大切なんですけど、オープンキャンパスに行ったら必ずメモを取りまくってきて欲しいんですね。

このあとして欲しいことを何個か話しますけど、そのすべてにおける前提条件がこのメモを取ることなんですね。

オープンキャンパスに行きました、大学の職員の方の説明を聞きました、在校生の方からも話を聞きました、大学の施設の見学もしました、何もメモを取っていません、いったい何をしに行ったんですかっていう話なんですよ。

様々な話を聞いたり施設で自分がすごいと思ったところなどをメモとして残しておくことで、パンフレットを見ただけでは書くことができないその人オリジナルの志望理由や自己アピール、面接の回答を考えることができるんですね。

それに受験生がオープンキャンパスに行くとしたら夏前から夏にかけてが多いと思うんですけど、実際の推薦の入試は11月なので、やっぱりメモしておかないと忘れてしまう可能性が高いんですね。ですからオープンキャンパスに行ったらとにかくメモを取りまくること。これを忘れないで下さい。

そしてさいご、みっつめ、ふたつめでメモしまくってきて下さいという話をしたんですけど、みっつめでは具体的にどんなことをメモしてきて欲しいのかについて2つお話していきたいと思います。

まずその大学までの行き方ですね。

普段から一人で電車に乗っていろいろなところに行っている子は大丈夫だと思うんですけど、電車に慣れていない子はしっかりメモしておいた方がいいですね。

実際の試験の時はオープンキャンパスの時と違って一人で行く可能性が高いと思うので、一人で行けるように駅からの道順やバスなどもメモっておいた方が無難だと思います。

てんどーは秋田出身で普段電車とか全然乗らない生活をしていたので、東京の大学を一般選抜で受けた時は本当に大変でした。

いちおう前日に下見に行ったんですけど、その下見の時、受験する大学に何度電車に乗ってもたどり着かないんですよ。ある駅で降りたいんですけど何回往復しても、その駅に電車が一向に止まらないんですね。

なになにどういうことと本当に焦ったんですけど、てんどーは急行と各停の違いが分かっておらず、ずっと急行に乗っていたんですよ。その大学は各停の駅にあったのでそりゃ急行に乗っていればたどり着くわけはないんですよね。

今は分からないですけど、てんどーが高校生ぐらいのときは、秋田ではすべての駅に止まる電車のことを各停ではなくて鈍行という名前で呼んでいたんですね。だから各停って何みたいな状況で、電車はまったく行きたい駅に止まってくれないし、本当に泣きそうでした。

ここまでひどい人もいないと思いますが、とにかく自信がない人は行き方を必ずメモするようにして下さい。

もうひとつメモしてきて欲しいのは先ほども言いましたがその大学の魅力的な点ですね。それも出来る限り具体的に書いてきてください。志望理由などを考えるときに非常に役立ちます。

最低でも10個は見つけるようにして来てください。10個って多くないと思うかもしれませんが、いざ志望理由を考えるときにそれぐらい魅力的な点を考えておけば困りません。

施設やキャンパスの環境、雰囲気、大学で学ぶ内容などさまざまな視点から見学してきて欲しいと思います。

もしうまく考えられなさそうだなと思う方は、他の大学のオープンキャンパスに参加してみるのもいいと思います。2つの大学を比較することで魅力がより鮮明になることも多いですからね。

高校3年生の皆さんは、オープンキャンパスからもう大学受験の戦いは始まっているとお考え下さい。この動画で話した内容を実践して、他の受験生と差をつけて欲しいと思います。

今回の動画は以上になります。少しでも役に立ったという方はグッドボタンをそしてチャンネル登録をお願いします。それではまた別の動画でお会いしましょう。さようなら。

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