【2023年度大学入試】今めっちゃキテる学部学科6選

※本記事はYoutubeの台本をそのまま公開しております。ご了承ください。

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こんにちは。てんちゃんねるのてんどーです。この動画を撮影しているのは9月29日。

今回はですね、2023年度大学入試において、模試などから見た受験生の傾向として、今年はここが人気高いよねっていう学部系統を6つ紹介していこうと思います。

特にランキング形式と言うわけではありませんので、紹介する学部系統の順番が人気の順番と言うわけではありません。そこはご了承ください。

このチャンネルでは今後も大学受験情報を発信してまいります。興味がある方はチャンネル登録をして動画の更新をお待ちください。

それでは早速いきましょう。2023年度大学入試において受験生人気が高い学部系統ひとつめ、ひとつめは医学部です。

看護や医療技術系ではなく、お医者さんになる医学部ですね。医学部は去年あたりから志願者が増えてきている印象があります。

コロナによる医学への興味関心が高まっていることも当然あると思いますが、最近は私立大学の医学部で学費を下げる動きが結構あるんですよね。医学部の学費が他と比べて高額なことには変わりませんが、それでも数年前よりもハードルは下がっているのではないでしょうか。

続きまして、2023年度大学入試において受験生人気が高い学部系統ふたつめ、ふたつめは薬学部です。

薬学部は去年も人気でしたし、今年もその人気は衰えていません。去年は創薬、つまり薬剤師の免許を取る6年制の方より、薬を研究開発する4年制の方に人気が集中しましたが、今年は6年制の方でも志願者が増えていると思います。

先ほどの医学部と同様、コロナによる医療というか薬学部の場合はワクチンへの興味関心の高まりというのはやはり大きいと思います。でもですね、それ以上に前述の医学部と薬学部については思うところがありまして、これはあとでお話しさせていただきます。

続きまして、2023年度大学入試において受験生人気が高い学部系統みっつめ、みっつめは何と意外にも農学部です。

農学部は近年かなり人気が落ち込んでいた学部系統なんですが去年から人気を盛り返し始めています。

特に獣医学科の人気が上がっているようですね。それに最近は食品系にも興味を持つ高校生は増えてきていると感じています。また農学部の他にも生命工学系も人気を伸ばしているんですね。

以前の動画で「生物好きが減ってきているんじゃないか」と話しましたが、そんなことはなかったようです。生物好きの皆様、申し訳ありませんでした。

ここまで医学部、薬学部、農学部の3つの学部系統についてお話ししてきましたが、これら3つの学部系統の人気が上がった理由について、てんどーが個人的に「こういうことなんじゃないか」という理由が2つあります。ただあくまで個人的な意見ですのでそこはご了承ください。

これらの学部の人気が上がった理由、まずひとつめは、大学受験が親主導になってきたからではないかという理由ですね。特に医学部と薬学部についてはそのような傾向が強いのではないかと感じています。

近年の大学受験は昔のように親が基本的にはノータッチということはほぼなくて、ご家庭が一丸となって大学受験に臨むというのが一般的になっています。親子でオープンキャンパスに参加したり受験校を決めたりとしていく中で、学部学科を決める際にも、親御さんのご意見というのが子供に強く影響しているのではないかと思うんです。

これが悪いっていうわけじゃないんです。親御さんの考えや経験を子供に伝えることは子供にとっても良いことだと思います。ただ親御さんの思考はどうしても「子供には将来安定した職業について欲しい」という方に流れがちですから、そうすると医療系、その中でも経済的に心配がないご家庭なら医学部・薬学部を薦めることが多くなるのではないかと思います。

続きましてこれらの学部の人気が上がった理由のふたつめが理系人気と数Ⅲの不人気ですね。今後の経済不安を考えると就職がいい理系には行きたい、でも数Ⅲは出来れば履修したくないという層が実はかなり多いのではないかと感じています。

いやでもホント、数Ⅲって難しいんですよね。3年生で数Ⅲを履修したものの、あきらめて結局は数学ⅠAⅡBまでで受験したという子はきっと何人もいると思います。

数学ⅠAⅡBまでで受験できる理系学部となればやはり農学部と薬学部がその受け皿になることが多いのではないでしょうか。医学部でも東海大学の医学部は2023年度入試では数Ⅲを課さずⅠAⅡBまでで受験できるようになりましたね。

理系人気と言われていますが、それは理科好き数学好きが増えてきたわけでは決してなく、将来の就職のことを考えて理系を選ぶ子が増えてきているというのが実状ですね。ただときどき本当に理系に進んで大丈夫かっていう数学力の子もいますから、なんでもかんでも理系じゃなくて自分の資質を見定めたうえで進路選択するのはとても大事だと思いますよ。

話が横道にずれてしまいました。人気の学部3つめまでお話ししましたね。それでは続きまして4つめと5つめを一緒にお話ししてしまおうと思います。4つめは法・政治学系統、5つめは経済学系統です。経済学系統の中には経営や商学部も含んでおります。

この2つの系統も去年から人気が上がってきて今年もその状態が継続しています。法・政治学系統は公務員志向のご家庭に非常に人気があって、やはり先ほど話したように親御さんの影響というのも大きいのではないでしょうか。

それと経済学系統はやはり文系の中では就職に直結する系統ということで、就職を強く意識している文系の子が選ぶファーストチョイスが経済学系統になると思います。

逆に文系では文学部系統や国際系統はやはり人気がありません。特に偏差値的に中堅よりも下の大学の国際系統は定員割れしているところも多くあるそうです。

続きまして2023年度大学入試において受験生人気が高い学部系統6つめ、最後ですね、6つめはもう言わなくてもいいかもしれませんが、情報系です。

最近は理工系と言えば機械や電気電子から情報にシフトチェンジしてしまいましたね。どの大学も工学部の情報系はかなりの高倍率になると予想されます。

さらに今年は文理横断のデータサイエンス系の学部を新設する大学も増えていて、ますます注目の系統になっていると思います。が、このデータサイエンス系については、正直まだ人気の実態がつかめていない気がします。

てんどー個人の話になりますが、大学でデータサイエンスやりたいですっていう文系の子にまったく出会ったことがないんですよ。どこかにはいるんでしょうけど、まだあったことがなくててんどー自身データサイエンスの人気がどんなものなのか実感できていません。

それにですね、このデータサイエンス系は入試に大きな特徴がありまして、要は文系でも理系でも受験できる入試科目を採用している場合が多いんですね。大学にもよりますが英国社の3教科かまたは数学ⅠAⅡBまでと英語理科の3教科どちらでも受験できますよっていうパターンが多いと思います。

そうするとどういう子が集まってくるか、一番多いのは先ほどお話しした理系だけど数Ⅲを履修していない、でも情報に興味がある子がけっこう受験するんじゃないかなって思います。数Ⅲやってないけど情報系に行きたいっていう子はたくさんいますからね。

でも文系の子がデータサイエンスに集まるかって言ったら、正直分からないですね。これでもし文系の子でデータサイエンスを志望する子が多かったら、文系でも理系でも受験できる分、データサイエンス系の学部の倍率はすごいことになるかもしれません。今年は特に注目したい系統のひとつだと思います。

ということで2023年度入試で受験生人気が高い学部系統はこちらの6つになります。皆さんはどのように思われましたか。今回の動画の感想などコメント欄にお寄せいただけると非常に嬉しいです。ぜひよろしくお願い致します。

今回の動画は以上になります。少しでも役に立ったという方は高評価、そしてチャンネル登録をお願いします。それではまた別の動画でお会いしましょう。さようなら。

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