2021年度入試において、大東亜帝国の中で引くほど志願者を減らした大学とは

今回は大東文化大学、東海大学、亜細亜大学、帝京大学、国士舘大学、いわゆる大東亜帝国という大学群の2021年度大学入試における志願者数についてお話していこうと思います。

ただし、帝京大学は志願者数を公表しておりません。そのため帝京大学を除く4大学についてお話していきます。

なお動画でも詳しく解説しておりますので、よろしければご覧下さい。

【2021大学入試結果】大東亜帝国で志願者が減った大学・増えた大学/2021年度一般選抜における各大学の志願者数前年比ランキング/大東文化大学・東海大学・亜細亜大学・国士館大学(帝京大学は除く)
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大東亜帝国の中で、恐ろしく志願者を減らした大学とは…

2021年度は、大学全体の志願者数がおよそ10%ほど減っていて、今日お話する4大学も志願者数はすべて減っています。

ただその4校の中でも1校、大丈夫かって本当に心配になるくらい前年から志願者を大きく減らしている大学があるんですね。それはどの大学か、4校の志願者数の前年比をランキング形式で紹介していこうと思います。

減った理由などもお話していきたいと思いますが、大学によっては主観が強めに入っている場合もございます。その点はあらかじめご了解ください。

第4位 国士館大学 59.6%

第4位は国士舘大学です。志願者の前年比は59.6%!前年の6割程度しか受験者がいなかったということになります。これは結構衝撃ですよね。

青山学院大学が前年比69%で、GMARCHの中では最も低い前年比なんですけど、これは青山学院大学が今年からほとんどの学部で共通テスト+独自試験というように、入試方式を大幅に変更したことが影響しています。しかし国士舘大学はここまで大きな入試方式の変更はありませんでした。

また過去の倍率の推移を見てみると、2019年度は前年比減、2020年度は前年比微増でした。順番的には今年倍率が落ちる番ですが、それでも落ちすぎですよね。これは何が原因なのか?

ここからはてんどーの主観になりますが、3つ原因があるのではないかと思います。

理由①大東亜帝国を一般選抜で受験する層が、今年は推薦などで早めに受験を終わらせた

まずひとつめ、これは国士舘大学に限った話ではないんですが、大東亜帝国を一般選抜で受験する層の多くが、今年は推薦や総合型などで早めに入試を終わらせてしまったのではないかと思います。特に今年は指定校推薦で大学に進学する子が例年よりもかなり多かった印象です。

推薦や総合型を受けるのは、学力上位層よりその下の層の受験生が多いので、それで大東亜帝国レベルの大学を一般で受ける層が減ってしまったのではないかと思います。

理由②デリバリー選抜の不人気

理由ふたつめ、デリバリー選抜の不人気です。

国士舘大学のデリバリー選抜というのは全国の21会場で受験できる入試で、沖縄や北海道などでも実施されています。さらにデリバリー選抜は奨学生制度の対象になっていて、この入試で成績上位に入れれば、入学金が免除になったり、4年間分の授業料が免除になったりします。詳しくは国士舘大学のHPをご覧下さい。

去年までデリバリー選抜はとても人気が高く志願者も多かったんですが、今年は地方の受験生の地元志向が強かったこと、さらに去年まで高倍率だったことで、結果的に国士舘大学のデリバリー選抜の志願者が大きく減ってしまったのではないかと思います。

理由③国士館大学が難しくなったイメージ

理由みっつめ、もうこれは完全に想像なんですけど、国士舘大学のレベルが上がった、難しくなってきたというイメージが受験生ならびに教育関係者の中にあったのではないかと思います。

国士舘大学は一時期あまりいい印象じゃない時期があったと思うんですが、そこから少しずつ少しずつイメージを回復してきて、近年は偏差値的にもかなり上がってきていたと思います。

それで受験生にも教育関係者、要は進路指導をする側ですね、にも「国士舘はけっこう難しい」という印象がついて、今年に関しては滑り止めとして受験する子が減ったというのもあるんじゃないかなと思います。

第3位 東海大学 78.7%

それでは次に第3位、東海大学で78.7%です。

志願者の推移は、とにかく大きい大学ですので学部学科にもよりますが、東海大学全体でみると2019年度は微増、2020年度は微減、そして2021年度はかなり志願者が減ってしまいましたね。

学部学科別でみると、大幅に志願者を減らしているのは、まず観光学部、これはもろにコロナの影響ですね。

そして体育学部も大きく減らしています。スポーツ系の学部に関しては他の大学でも今年志願者を減らしているんですが、その中でも東海大学の体育学部は前年比59.8%とかなりの減少率です。もしかすると2020年に報道された事件が影響しているのかなと思います。

それと工学部航空宇宙学科の航空操縦学専攻は、今年の新入生の募集を中止しています。15か月ほどアメリカに留学して飛行訓練を行うというのがカリキュラムの中に組み込まれているんですが、今の状況ではそれが出来ないからだそうです。

人気が高い専攻で志願者も毎年多くいたのですが、今年に関してはそこがゼロになってしまいました。これも東海大全体の志願者の減少に大きく影響したと思います。

ただ2022年度、つまり来年度に東海大学は、学部の大幅な再編成を行います。今年の受験生から再編成された学部の入試になるので、志願者がどうなるか、もしかすると大きく増えるかもしれませんね。

第2位 亜細亜大学 78.9%

続きまして第2位、亜細亜大学で78.9%です。東海大学とは0.2%差ですね。ほとんど差はありません。

看板学部である経営学部、それとやはり国際関係学部で志願者数を大きく減らしていました。

第1位 大東文化大学 96.0%

最後に第1位は…大東文化大学です。前年比は96.0%でした。去年からそれほど志願者を減らしていませんね。

大東文化大学は大東亜帝国の中で、一般選抜での入学者の割合が最も高いと言われています。他の大学の一般選抜で入学する生徒の割合が全体の35~50%ぐらいだとしたら、大東文化大学は55%ぐらいでしょうか。半分以上が一般選抜だそうです。もしかするとその辺も影響しているのかもしれませんね。

大東亜帝国の志願者はなぜ大きく減ったのか

1位の大東文化大学と2位の亜細亜大学に関しては本当にさらっと流してしまいましたが、帝京大学を除く大東亜帝国全体の志願者数は、大きく数を減らしています。

いろいろな要素が絡み合っての結果だとは思うんですけど、主な理由はふたつあると思います。

まずひとつめは、先ほども言いましたが、今年に関しては標準より下の高校の受験生が推薦などで進学を早めに決めてしまったこと。

もうひとつは、地方の受験生が関東に来づらい状況下で、正直、関東で大東亜帝国に進学するなら地元の大学に進学する方を選ぶ子というのが本当に多かったのではないでしょうか。

来年の志願者はどうなるでしょうね?コロナ次第、というかワクチンがどうなるか、受験までに全国民に行き渡るかどうか次第だと思います。

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