一般で大学受験する子の親が必ず受験前に必ずすべきこと5選

※本記事はYoutubeの台本をそのまま公開しております。ご了承ください。

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こんにちは。てんちゃんねるのてんどーです。この動画を撮影しているのは2022年12月19日。今回はですね、大学一般選抜を控える子供の保護者の皆さんに子供の合格をサポートするために必ず実践していただきたいことを5つまとめましたので紹介していこうと思います。

この動画で紹介すること以外にもこういうことをした方がいいとと言うご意見やこれはどうしたらいいのというご質問などあれば、コメント欄までどんどんお寄せ下さい。

大学受験生の保護者の方を対象とした動画は今後も継続的にアップしていく予定です。興味がある方はチャンネル登録をして動画の更新をお待ちください。

【受験生 閲覧禁止】一般選抜で大学受験する子の親がしないとヤバいこと5選|高校生専門塾の講師が受験生にできる親の最高のサポートについて解説します
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それではさっそく行きましょう。受験生の保護者の方にして欲しいことひとつめ、ひとつめは子供に受験料の予算を先に伝えておくことです。

大学は大学にもよりますが1回受験するのにだいたい3万5千円程度かかります。10回受験すると30万ぐらいいっちゃいます。以前別の動画で話したんですけど、1シーズンの大学受験で20回受験したご家庭もあります。

子供が受験したいという大学は出来るだけ受験させてあげたいというのが親心だと思うんですが、後で話す入学金の2重払いなど受験後の進学費用のことを考えると、出来る限り受験料は抑えておきたいところだと思います。

でもですね、子供が一生懸命考えてきた受験校とそのスケジュールを見てから「こんなに受けるの?だめだよ、受けすぎだよ。」と親の方から言ってしまうと、子供はまた受験校とスケジュールを組みなおさなければいけなくなり、受験生の時間の使い方としては効率的ではありません。

ですから「受験料はいくらまで」というのをあらかじめ子供に伝えておくのが正解だと思います。先に言っておけば子供は最初からその予算の中で受験校を決めることが出来、無駄な時間を省くことが出来ます。

予算をいくらにするのかはご家庭によるので一概には言えませんが、私立大学を受験する平均的な受験生の場合、少なくて5回、多くて12回ぐらいの受験は見ておいた方がいいと思います。つまり受験料の予算的には20万円から40万円ぐらいですね、それくらいが平均だとお考え下さい。 

受験生の保護者にして欲しいことふたつめ、ふたつめは子供の受験日程を把握しておくことですね。具体的に言うと、出願締切日・入試日・合格発表日・入学手続き締切日の4つですね。この4つの日程は受験生本人はもちろん保護者の皆さんも必ず把握しておくべきです。

まずひとつめのポイントは出願締切日、大学を受験するためにはその期日までに大学に受験料を払い込まなければいけません。ここで先ほども言いましたが受験料として20~40万円ほどは用意しておく必要があります。

それとですね、受験生は勉強に気を取られていて出願の締め切りを忘れるということは本当によくあることなんですね。保護者の方も出願締切日を把握しておくことで、この出願忘れというのは防げると思います。

受験日程のもう一つのポイントが合格発表日と入学手続き締切日です。先ほど入学金の2重払いと言う言葉を使いましたが、これはいったいなんなのかと。

例えばある受験生の第一志望の大学がA大学で第二志望がB大学だとします。A大学は2月20日が合格発表で2月27日が入学手続き締切日になっているとします。この入学手続き締切日までに入学金と普通は前期の授業料を払い込まないと入学が認められないんですね。そしてB大学の方は2月12日が合格発表で2月19日が入学手続き締切日とします。

そうするとですね、例えばまずB大学に合格しました。2月19日の手続き締切日までに入学金と前期の授業料を払わなければいけません。そうしないとB大学に入学する権利は失われてしまいます。A大学の合格発表は2月20日でA大学の合否はまだわかっていない状況ですから、これはB大学にお金を払わざるを得ないわけです。

それでB大学に2月19日までにお金を払いました。その次の日、今度はA大学の合格発表です。そして見事合格しました。やったねってなるんですけど、それじゃB大学に払ったお金はどうなるんだと。戻ってくるのかと。

これはですね、前期の授業料は戻ってきますが入学金は戻ってこないのがスタンダードなんですね。B大学に払った入学金は完全に捨て金になってしまうということなんです。当然A大学にも入学金は払うので、これが入学金の2重払いということなんですね。人によっては3重払いをしてしまう場合もあるようです。入学金は1校につき約30万円ほどですから、これは痛いですよね。

こんなことが頻繁に起こるのかと。やってらんないよねと怒る保護者の方も多いと思うんですけど、受験生である子供もこの2重払いについては理解しているので、出来る限りそのような2重払いが起きないように起きないようにと受験スケジュールを組むんですね。でもなかなかうまくいかなくてどうしても2重払いが発生してしまうスケジュールになることもあります。これをご家庭がどう判断するかというお話になると思います。

それとですね、入学金の2重払いは今お話しした受験日程の組み方により発生するだけではなく、繰上げ合格があった場合でも発生してしまうんですね。詳しくはコチラの動画をご覧いただければと思います。

遅すぎる合格連絡に精神崩壊…。実例から学ぶ、大学受験生の親がすべき覚悟|高校生専門塾の講師が解説する繰上げ合格の恐ろしさ

個人的には入学金に関してはですね、ある程度2重払いは覚悟して保護者の方は大学受験の資金繰りを考えておいた方がいいと思います。

話は戻しますが、大学受験の日程を親子で共有することは受験をスムーズに進め、出来る限り勉強以外のところで子供にストレスをかけないためには非常に大切なことなんですね。

以前のこちらの動画で受験日程の管理シートの簡単な作り方と言うのをお話ししましたので、まだ作っていないというご家庭はぜひ作ってみて下さい。受験校の選定にも非常に役立つと思います。

【概要欄から印刷も可】大学受験の日程管理シートを家庭で簡単に作る方法|本命・滑り止めなど大学受験のスケジュールはこうやって管理しよう!

受験生の保護者にして欲しいことみっつめ、みっつめは受験料の払い込みです。中学受験を経験している保護者の方なんかは「保護者が出願の書類を書いて出願するのが普通」と考えている方が多いんですけど、大学受験に関しては受験生本人、または親子で手分けをして出願するようにして下さい。

なぜ親だけで出願してしまってはいけないのか?それでは受験生である子供自身が大学の受験日程や会場など何も知らないという状況になってしまう可能性があるからなんですね。

大学に出願するためには受験要項を読み込まなければいけません。受験要項に書かれていることを一読して、日程や会場、注意事項などを子供自身が把握していれば、いざ受験会場に一人で行ったときになにもわからなくてパニックになるということも防げます。受験生に受験要項をしっかり読ませるためにも出願は受験生本人がするかまたは親子で協力して行う方がいいと思います。

でもですね、出願の時の受験料の払い込みに関しては保護者の方がすべきだと思います。やっぱり高額なお金を扱うので余計な不安要素は作らない方がいいですよね。

最近、受験料の払い込みがコンビニで出来る大学も増えています。共働きで銀行に行けないから親が払込できないということもほぼほぼありません。出願は受験生本人、受験料の払い込みは保護者というのが理想的な役割分担ではないかと思います。

受験生の保護者にして欲しいことよっつめ、よっつめは受験生がコロナに感染した場合の各大学の対応を調べておくことですね。

例えば大学入試共通テストなら、受験生がコロナにかかった場合または濃厚接触者になってしまった場合どのような対応をするのかというのが大学入試センターのHPに記載されています。共通テストを受験する受験生及び保護者の方は一度読んでおいた方がいいと思います。

各私立大学や国公立大学の対応についても、各大学のHPにもうすでに記載されているかまたは今後大学ごとにアナウンスがあると思いますので、受験する予定の大学については事前に保護者の方も確認するようにして下さい。

当然コロナにかからないのがいちばんいいので、各ご家庭ではそういう感染対策に細心の注意を払っているとは思います。でも不測の事態というのはどうしても起こってしまうものですから、コロナにかかってからではなく、かかる前にかかったらどう行動すればいいのかというのを知っておくことで、いざ不測の事態が起こったときに対処しやすくなるはずです。

ここまで頑張ってきた子供たちの努力を無駄にしないためにも、出来る限りの準備はしておいた方がいいと思います。

受験生の保護者にして欲しいこといつつめ、さいごですね、いつつめは子供が不安になるような声掛けをしないことです。

親御さんも心配なのはよく分かります。ただそういう不安な気持ちを子供にぶつけてしまうのは最もやってはいけないことなんですね。「大丈夫?合格できるの?」なんて絶対に聞いてはいけません。その問いに対して子供は何とも返答が出来ませんし、親の不安な気持ちがただただ子供に伝染するだけなんですね。

大学受験は最後の最後は結局メンタルなんですね。メンタルが尽きた子からどんどん脱落していくんです。親の動揺や不安が子供に伝わると子供にとって大きなプレッシャーとなり、子供のメンタルはどんどん削られていきます。親は大学受験に無関心ぐらいな方が子供にとってはプレッシャーにならず有難いんですね。

とはいっても無関心になんて絶対なれないとは思うんですが、それならば無関心を装うしかありません。もう一度言いますが、大学受験は最後の最後は結局メンタルです。「子供のために」という親の行動が受験生である子供のメンタルを削っていく例をてんどーは今までたくさん見てきました。

子供に余計なプレッシャーをかけない。余計な心配をさせない。受験だけに集中できる環境を作っていく。これこそが保護者が出来る子供にとっての最高のサポートになると思います。

今回の動画は以上になります。少しでも役に立ったという方はグッドボタンそしてチャンネル登録をお願いします。それではまた別の動画でお会いしましょう。さようなら。

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