成績があるのに推薦がもらえない人の話

※本記事はYoutubeの台本をそのまま公開しております。ご了承ください。

この記事は約6分で読めます。

今回は、成績以外の理由で推薦をもらえなかった話というテーマで進めていこうと思います。

なお動画でも詳しく解説しておりますので、よろしければご覧下さい。

成績(評定平均)はあるのに、指定校など推薦入試を受験できない話/高校生専門塾の講師が語る塾の生徒で実際にあったこと/謹慎・停学・遅刻・欠席

推薦書を書いてもらえないことがある

大学の推薦入試には指定校推薦と公募推薦の大きく2種類あり、このどちらにも普通は成績の基準というものがあります。成績が5段階評価で何点何以上ないと出願できないというものですね。

成績の他にも英検などの外部英語検定とか、高校在籍中の欠席が10日以内などの条件が付く大学もあります。ただ今回お話しするのは、そのような大学の出願基準のお話ではありません。

推薦入試を受けるためには、学校の先生に推薦書を書いてもらう必要があります。今までうちの塾の生徒で、この推薦書を書いてもらうことができなかった生徒というのが、多くはありませんが何人かはいるんですね。

その生徒たちがなぜ推薦書を書いてもらうことができなかったのか、推薦書を書いてもらえないよくある理由というのが3つあるんです。今回はその3つの理由についてお話ししていこうと思います。

推薦書なしで受験できる選抜方式

ちなみに、推薦書を書いてもらえなかった場合、大学受験はどうなるかというと、高校からの推薦書が必要な入試を受験することができなくなります。要は指定校推薦と公募推薦ですね。

ただ自己推薦という入試も大学によってはありまして、これは推薦書を自分で作成するので、高校からの推薦書がなくても受験することはできます。また総合型選抜や一般選抜の受験も問題ありません。

でもせっかく成績があるのに指定校推薦や公募推薦を受けられなくなってしまったら、大ショックですよね。そのようなことにならないよう、推薦での大学進学を考えている生徒は、今回の記事を参考にしていただきたいと思います。

推薦書を書いてもらえないよくある理由

①謹慎などの処分を受けたため

謹慎や停学などの処分を受けた生徒を、高校側も大学に推薦するわけにはいけませんよね。ですからこのような処分を受けた場合、もう推薦はないとお考え下さい。

「いやいや謹慎なんて受けるわけないじゃん」と思っている方、絶対いますよね。油断しない方がいいですよ。うちの塾の生徒で、謹慎なんて受けるわけないと誰もが思う生徒でも、謹慎になってしまったことがありますからね。

それでは実際どのようなことで謹慎を受けたか、うちの塾生の実例を挙げていきましょう。

謹慎理由(1)「校内で喧嘩をして、相手に怪我をさせた」

怪我といっても全然たいした怪我じゃなかったらしいんですけどね。ちょっと前の話なので少し曖昧なんですが、怪我をした方は処分は受けなかったと思います。

処分を受けた方のは、うちの塾の生徒の方で、成績も悪くありませんでした。4.0はあったと思います。でもこれで推薦を受けることができなくなってしまって、やっぱり後悔していましたね。

謹慎理由(2)「公園で騒いで飲酒」

文化祭か何かの打ち上げで、クラスみんなで食事をして、そのあと公園に行ったらしいんですよ。開放的な気分になっちゃってるんでしょうね、お酒なんかも買ってきちゃって、飲んでいる子もいたりしたんですね。

それで公園で騒いでいたら近所の人に通報されて、警察の人が来たと。「何?お酒飲んでるの?」という話になり、その場にいた子全員が謹慎処分になりました。

自分はお酒を飲んでいなかったとしても、その場にいたらもう駄目ですね。このクラスの打ち上げからの公園、そして警察に通報されるというパターンは、本当によくあります。

うちの塾の生徒の場合はお酒を飲んでいる子がいたので、もう完全にアウトでしたけど、たとえその場にお酒がなかったとしても、公園で騒いで通報されて、そして警察から高校に連絡があれば、謹慎になる可能性は十分にあります。これは真面目な子もはまるパターンですので気を付けるようにしてください。

謹慎理由(3)「修学旅行で謹慎」

修学旅行中に謹慎処分を受ける場合もよくあります。修学旅行に行くと開放的になって、飲酒をしたり喫煙したりする子が増えるようです。

また修学旅行で、先生の指示に反抗したために謹慎処分を受けた子もいました。修学旅行中は何より団体行動が優先されるので、引率の先生方も普段より厳しく生徒に接する場合があります。

例えば団体行動を意図的に乱したりすると、厳罰になる可能性もあるので、先生方の言うことはちゃんと聞きましょう。

ここまで3つ謹慎になった例をあげました。これはあくまでうちの塾の周りの高校の話で、高校によって、処分は分かれると思います。ただ、「常識的にそして法律的に悪いことは絶対やらない・近づかない」というのは徹底すべきだと思います。

②遅刻が多いため

遅刻が多いということは、大学に入ってからも、時間通りに授業に出席できないと大学側からは判断されますし、また高校側としてもそのような人間を責任もって推薦することはできません。

それでは3年間でだいたい何回ぐらい遅刻したら推薦書を書いてもらえなくなるかという話なんですが、私が聞いた話だと、ある高校では3年間で100回以上遅刻したらもう駄目だそうです。

100回もしないでしょって思いますよね。でもいるんですよ。3年間で100回遅刻しちゃう子って。中には、理由があって遅刻している子もいるかもしれません。でも理由なくただ遅刻してしまう子っていうのも結構います。

遅刻が癖になってしまっているんですね。遅刻癖がついたら、100回なんてあっという間ですからね。それに100回というのはあくまで私が聞いたある高校の話なので、高校によってはもっと少ない回数で推薦書を書いてくれなくなる高校もあるはずです。理由がない遅刻は絶対しない!そういう心構えで生活してほしいと思います。

③欠席が多いため

遅刻とまとめなかったのは、欠席は少し事情が違うからです。遅刻はどちらかというとその子のだらしなさが原因の場合が多いと思うんですけど、欠席は体調不良や心因性の病気のせいで、学校に行けなくなったということもよくあります。それに事故などによる怪我のせいで長期入院となり、学校に行けなくなったということもあります。

いずれにしても、推薦書を書いてもらえるかどうかというのは、まず高校の先生に相談してみましょう。ただし、少し厳しい意見かもしれませんが、どんな理由であれ欠席が多い子に対して大学側が思うことは「この子は大学でも休みがちになるんじゃないか」ということです。

大学側としては大学できちんと学んで4年間で卒業してほしいと考えています。そして高校側もどんな理由があるにせよ毎日の通学が難しそうな生徒を推薦することは、まずないと思います。

もし欠席が多い子に対して高校が推薦書を書いてくれるとしたら、それは欠席が多かった理由をちゃんと説明できて、今後は欠席をすることはほとんどないということを高校側に証明できた場合のみだと思います。

「推薦がもらえない」という事態を避けるために

せっかく成績はあるのに、推薦を取れないなんてことになったらもう最悪ですよね。

そのようなことにならないためには、規則正しい生活を送ること、そして繰り返しになりますが、常識的・法律的に悪いことは絶対やらない・近づかないこと、このふたつを徹底するようにしてほしいと思います。

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