2023年度大学入試 この私立大学の倍率は上がるぞ!

※本記事はYoutubeの台本をそのまま公開しております。ご了承ください。

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こんにちは。てんちゃんねるのてんどーです。この動画を撮影しているのは2022年12月29日。

今回はですね、これから始まる大学一般選抜において、去年よりも倍率が上がるかもしれない、入りづらくなるんじゃないかとてんどーが個人的に予想している関東の私立大学を6校紹介していこうと思います。

あくまで予想ですので、外れることも普通にありえます。一般選抜を受ける方は参考にというよりもむしろエンターテイメント的にお楽しみいただけると嬉しいです。

このチャンネルでは今後も大学受験情報を発信していきます。興味がある方はチャンネル登録をして動画の更新をお待ちください。

【2023大学入試 倍率予想】倍率が激増しそうな関東の私立大学6選|高校生専門塾の講師が解説

倍率が上がりそうな6つの大学を紹介する前に、今回の私立大学の一般選抜におけるポイントを三つ紹介しておこうと思います。

まずひとつめ、ひとつめはこのチャンネルで何度もお話ししてきましたが定員厳格化の緩和ですね。定員厳格化の緩和について、詳しくはコチラの動画をご覧下さい。

【定員厳格化 緩和】なぜ今年の受験生は得で来年の受験生は損なのか?|高校生専門塾の講師が定員厳格化緩和のニュースを斬る

この定員厳格化の緩和が行われることによって結果的にどうなることが予想されるかと言うと、去年より正規合格者が増え繰上げ合格者の数が減る可能性が高いんですね。

これは受験生とそのご家庭にとっては大きなメリットになるはずで、今回の大学受験における最大の注目ポイントだと思います。

つぎにふたつめ、ふたつめは受験生のチャレンジ志向の向上ですね。

18歳人口の減少やコロナの影響で、一時期に比べると大学受験は本当に受かりやすくなってきています。ですから高校や予備校の先生方は受験生にどんどん上の大学をチャレンジさせますし、受験生自身もおそらくYoutubeなどのSNSの影響だと思うんですが、上のレベルの大学を目指す子が増えています。

逆に中堅以下の大学を志望する子がどんどん減っていて、一般選抜では高偏差値帯の大学と中堅以下の大学とで、志願者数の二極化が今回の受験でさらに進むのではないかと思います。

さいごにみっつめ、みっつめは文低理高の傾向がさらにはっきりと表れてきたことですね。

工学系・情報系を目指す女子が増えているというのは最近よくニュースになっていますし、農学系・医療系もかなり人気が上がってきています。

何よりてんどーが感じるのは最近の高校生は好きな教科や得意な科目で進学する学部を決めるというよりは、将来の就職のしやすさで学部を決める傾向が強いんじゃないかなと感じています。

それはそれでいいんですよ、全然いいんですけど、でもですね明らかに理系に適性がないのに理系を志望する子も結構いるんですよ。そういう子が仮に理系に進学できたとしても大学で苦労するのは目に見えていますからね。就職のことしか考えず自分の適性を無視した学部選びというのは避けた方がいいと思います。

ということで、お待たせしました。それではさっそく2023年度大学入試において倍率が上がりそうな大学を紹介していこうと思います。

まず1校目、1校目は成城大学です。成城大学は去年メインの受験方式で志願者を一昨年から結構減らしているんですね。同じ大学群である成蹊大学、明治学院大学、國學院大學、武蔵大学と比べてももっとも志願者の減少が顕著でした、その反動が今年あるかもしれないのと、それと今年から成城大学は受験日程が複数日程になります。

去年まではメインの受験方式で各学部1日しか受験日程がなかったのが、今年からは2日か3日と増えますので、去年より圧倒的に受験しやすくなり、志望者が飛躍的に増える可能性があります。去年の倍率はあまり参考にしない方がいいかもしれません。

続きまして倍率が上がりそうな大学2校目、2校目は玉川大学です。玉川大学も成城大学と同様、今回の受験から日程が増えるんですね。それもただ日程が増えるのではなく、各学部それぞれの入試が廃止され、全学部統一の入試が4日間行われるという、立教大学と同じような受験日程になるんですね。

この受験日程の受験生側の最大のメリットは、同じ大学を4回受験できるということよりも、むしろ併願校として受験スケジュールに非常に組み込みやすくなるということなんです。立教大学はこの日程に変えた2021年度入試で志願者を大幅に増やしています。

さらに玉川大学は立教大学より併願校として受験する子が多いのではないかと思いますので、この併願校としてスケジュールを組みやすい日程に変えたことで、玉川大学は今年かなり志願者を増やすのではないかと予想します。

続きまして倍率が上がりそうな大学3校目、3校目は立教大学です。先ほども言いましたが立教大学は2021年度の大学入試から受験日程を変更したことで、志願者が大幅に増加しました。

そのため2021年度の大学入試は倍率も偏差値もかなり上がってしまったため、「立教大学は入りづらい、英検準一級がないと無理」という噂が立ち、2022年度つまり去年の大学入試では立教大学の受験を避ける志願者が続出してしまったんですね。

そうすると今回の大学入試ではまたその反動で志願者が増えるのではないかと言うのが一般的な見立てですね。ただそれでも2021年度の大学入試ほどの志願者数ほどには増えないと思います。

続きまして倍率が上がりそうな大学4校目、4校目は上智大学です。上智大学は去年メインの受験方式である共通テスト併用型の入試で大きく志願者を減らしています。

共通テスト+独自試験という形の試験ですから共通テストの平均点によって志願者数は大きく左右されてしまいます。去年は共通テストの平均点が低めでしたので、その影響が大きかったというのと、それと最近の国際・外国語系学部の不人気も影響していたのかなと思います。

ただ今年はやはり去年までの低倍率の反動で志願者が増えそうな気配はあります。共通テスト利用入試の拡充など受験方式の変革も今年は積極的に行っていますので、志願者の確保に上智大学も本気で動き出してきているのかなと思います。

続きまして倍率が上がりそうな大学5校目、5校目は神奈川大学です。神奈川大学は2021年にみなとみらいキャンパスが開設して以来人気がどんどん上がってきていて、それなら今年はその反動で志願者が減るんじゃないのと考えるのが普通なんですが、文系の学部は確かにそうなんですが、理系は違います。

理学部が2023年4月より平塚湘南キャンパスから横浜キャンパスへ移行するので、ここもまた人気がかなり上がりそうなんですね。さらに新しく情報学部が出来たり工学部・理学部の改編があったりとかなりテコ入れしているので理系の学生を本気で集めようとしているのは明らかだと思います。

続きまして倍率が上がりそうな大学6校目、最後ですね、6校目は中央大学です。中央大学は去年メインの入試方式ではそれほど志願者数を減らしていませんので、その反動と言う話ではありません。

ここも神奈川大学と同様キャンパスの移転ですね。看板学部である法学部が多摩キャンパスから茗荷谷キャンパスへ移転します。文京区への移転でこれで中央大学の法学部は志願者を大幅に増やすだろうと言われています。

ただ他の学部に関しては去年並みか、または18歳人口が減っている分ちょっと志願者は減るかなと思っています。

視聴者の皆さんもこの大学はこうなりそうだという意見などありましたら、コメント欄までどんどんお寄せ下さい。

今回の動画は以上になります。少しでも役に立ったという方は高評価、そしてチャンネル登録をお願いします。それではまた別の動画でお会いしましょう。さようなら。

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